2019-03-20 第198回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
まずは、効率化とかお金を稼ぐとか輸出をするということも大事でありますけれども、改めて農業政策あるいは農林予算の使われ方の中には、地域をしっかり守るんだというその中身が私は必要だと思います。どのような予算が盛り込まれていくかという、まあ細部にわたってのことは質問をいたしませんけれども、その地域を守る政策について、大臣から一言御答弁をいただきたいと思います。
まずは、効率化とかお金を稼ぐとか輸出をするということも大事でありますけれども、改めて農業政策あるいは農林予算の使われ方の中には、地域をしっかり守るんだというその中身が私は必要だと思います。どのような予算が盛り込まれていくかという、まあ細部にわたってのことは質問をいたしませんけれども、その地域を守る政策について、大臣から一言御答弁をいただきたいと思います。
また、既存の農林予算につきましては、国の財政状況を考えてみましても、そんなに増やせる状況でないことは認識をしながら予算編成に臨んでまいりたいと考えております。
例えば、アメリカだというと、日本の農林予算より大きく貿易補助をしているんですね。それで最高になっているわけです。そういうことだって考えていいわけですから、くれぐれも生産調整をしないで、どんどん作って外へ持っていく、そういう努力をしていただくように期待をして、質問を終わります。
農林予算は倍加していかなくちゃいけないんですね。TPPとかそんなのにかかわらず、ないがしろにしてきたんですよ、ずっと。 もう一つ、一般会計予算に占める農林水産予算の推移というのを見ていただきたいんです。 では、どうやってきたかというと、吉田内閣と岸内閣のをちょっと入れました。これは、参考にしてくださいと、お二人にちょっと見ていただきたいんです。 七〇年をもとにしました。
ところが、農林予算は、御案内のとおり、増額するどころか総体として大きく減らしているわけであります。
それに加えて、農林予算で戸別所得補償をやったのは、その分は農林予算の中に入れて、三十六年ぶりの小規模な予算になった。 だから、こういうもろもろの結果、初めに左側にある方は、夢を与え、約束をし、右側は、結果はこうなっているという状況なんですよ。 そしてもう一つ、社会保障と税の一体改革があります。
土地改良を例に挙げれば、公共事業で農林予算ですからね、公共事業の土地改良は農業農村整備ではかなめであり、命です。だから、この二十一年度と二十二年度の数字を比較しますと、二十一年度は、僣越ながら私どもの当初予算だったと思います、五千九百二十六億円あったんです、補正後。それが、二十二年度二千五百八十八億になった、四割になった。二十三年度は二千百二十九億であります。
公共事業と農林予算というのは、地方の地域にとってかなめだということは申し上げました。やはり雇用と景気を考えたときに、これはなくてはならない。しかし、今回削減されている現状も申し上げた。 これが今のマニフェストとの関係でどうなっているのか。これを見ると、マニフェストの工程表は、二十三年度が二年目ですから、十二・六兆円財源が要る。
そこで大事なことは、そういう中で、農林予算も、今の予算の水準というのはいつの水準だと思いますか、戸別所得補償が入っていて。もう時間がないから、私が言いますか。
まず、二十三年度の農林予算、総予算が二兆二千七百億ということでございまして、これは七・四%マイナスということで、十一年マイナスなんですね。
それから、農林予算に至っては、先ほどお話がございました、二兆四千億を下回っている。その中に戸別所得補償の財源も全部入れているにもかかわらず、いろいろな施策を、中長期の視点の施策をつぶしてそれを入れている、入れた結果、三十数年ぶりの減少ということになっているんですね。レベルが三十数年ぶりになっています。
そんなときに、今回の予算で公共事業を農林予算も含めて一八・三%も圧縮をするという予算が提示をされております。これで今どんな事態が起こるかということを申し上げたいのですが、地方経済に与える影響はどう認識をされておられるんでしょうか。
ただ、今の予算について言いますと、ふえているものだけ取り上げて、非公共の一般が一四%ふえているからといったって、農林予算全体が三十四年前の水準。そして、その水準が公共事業の削減によって行われた。 しかし、その公共事業とは何であるか。農、林、水が、去年は一兆あったのが、ことしは五千億でしかない。
こういう予算で農林予算が四・二%減る。そして、その中には非公共がふえたというけれども、その非公共は戸別所得補償でふえたんでしょう。だから、そういう意味で今回のこの農林予算というのは私は形が非常に悪い。 今私が申し上げたいことは、要するに、林業予算もそうです。林業は、路網の整備とか作業道の整備をして間伐を促進する。昔は間伐を五齢級、六齢級あたりでやっていた。今は九齢級でやっているんです。
○赤澤委員 党の中で行われている議論が外に聞こえてくるのを聞いていると、最終的には農林予算の枠内で処理するのは困難であるというふうに認めざるを得なくなったということなのかなと私は理解をいたします。 一兆円でさえ財源が不明確との批判が絶えない中で、一兆円の積算根拠も財源調達見通しもはっきりしない。
財源につきましても、当初は、農林公共事業の予算や生産調整の予算を充てる、あるいは農林予算を組み替えて捻出するとおっしゃっていました。それでは難しいと判断されたのか、最近では、予算全体の無駄を削って調達すると言われております。二転三転しているわけであります。 一兆円の積算根拠、そして財源について、改めて見解をお伺いいたします。
○赤澤委員 一兆円の調達方法でありますが、ここについて若干伺いたいと思うのは、当初は農林予算、特に農林土木予算の無駄を削って捻出するというふうにしてこられました。
自治体はどこも財政難で、今年度の農林予算も、四十七都道府県中三十九都道府県で前年度から予算を削減しています。起債措置の特例を認めても、後年度の財政負担が重くのしかかっていきます。 法案は、京都議定書の第一約束期間の目標を達成することを目的としていますが、目標達成は議長国としての国際公約に等しく、財政負担も含めて、国の責任がもっと全面に出てしかるべきと私は考えているんです。
三兆円の農林予算のうちの一兆円ぐらいは新しくこういうところに使っていったらいかがですかと言っている。こうやってやればできるんです。直接支払いを国民の理解を得て大々的に進めていくべきだと思います。 それで、今、政府も始まったんです、これを来年、再来年、飛躍的に拡大していくおつもりはおありになるでしょうか。
市町村の計画に基づいて行われる各種の諸対策についてはいろいろな助成をしていくことにしておりますが、いろいろな農林政策の中にあります政策の中には、メニューですから選べることがありますが、メニューとは別に単独で、鳥獣害被害対策費というのは農林予算で今までは二億円でありましたものを、二十年度は二十八億円という単独の予算を今要求しているところでございます。
岩手日報で議員は、今の農林予算からだけで四千億生み出せるということを岩手日報の一面で出ておりますな、写真付きで。どうしてマスコミに四千億生み出せるということをこの国会審議の場でどこから四千億出すんだということをおっしゃれないんですか。
今のお話だと、特殊法人があるじゃないか、あるいは農林予算の中で無駄遣いがあるじゃないかと、何かこの財源問題にしても、そのときそのときによって変わってくる。私どもはどこを、あるいは国民の農家の皆さん方はどこを信じて見ておけばいいのかと、今日はテレビも入っておりますので、そのところをはっきりおっしゃってくださいよ。
今のお話でありますと、農林予算につきましては、平成八年が三兆六千億という、これがピークのときでありますが、その後、歳出抑制を努めてまいりまして、今年度、平成十九年度は二兆七千億まで削減をして縮小をしてきているわけでございます。
○若林国務大臣 菅委員は、緑資源の問題あるいは諫早の問題、農業共済の問題、それぞれ挙げられましたが、それらは農林予算全体の中でいいますと、ごくごく一部でございます。農林水産関係の予算は、平成元年以降において、ピーク時は三兆六千億でございました。
ただいま松岡大臣の方から十九年度の農林予算の御説明をいただきました。大変厳しい予算編成の中で、十九年度からスタートいたします農政改革を考慮した内容でございますし、さらに、重点的な施策を中心に傾斜的な配分が行われておる、こう認識いたしておりまして、敬意を表する次第でございます。 そこで、重点施策であります、まず米政策改革についてお伺いをいたしたいと思っております。